
日本空調グループ(以下、当社グループ)は、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題のひとつと認識しており、経営基盤の強化に向けた内部留保の充実を勘案しつつ、利益配分を決定することとしております。同時に、資本生産性を高めた上で配当性向を維持するという考えから、純資産配当率を意識した株主還元の実施に努めております。
現在進行中の「2019中期5ヵ年経営計画」にて、人的資本の価値向上を基盤に事業活動の機会と障壁を高め、稼ぐ力の向上に努めております。当社グループの事業活動を通じて、お客様の事業活動におけるサステナビリティに寄与することで社会的価値を生み出し、配当の原資となる利益を継続的に向上させるとともに、連結配当性向50%を維持し、株主の皆様への還元を充実させていくことを基本方針としております。
2022年3月期の中間配当(2021年9月30日を基準日とする1株当たり配当)につきましては、普通配当14円00銭に加え、投資有価証券売却益の計上に伴う親会社株主に帰属する当期純利益増加額の50%相当を原資とする13円50銭の特別配当を実施することで、27円50銭とさせていただきました。
(詳細につきましては、2021年9月15日公表の「業績予想及び配当予想の修正(特別配当)に関するお知らせ」をご覧ください。)
期末配当(2022年3月31日を基準日とする1株当たり配当)につきましては、14円00銭(※)の見込みとさせていただき、年間配当につきましては、41円50銭(連結配当性向51.0%)とさせていただく見込みです。
※本件につきましては、2022年6月24日開催予定の第59回定時株主総会に付議する予定です。
2023年3月期の1株当たり配当につきましては、中間配当と期末配当をそれぞれ14円00銭の予想とし、年間で28円00銭(連結配当性向50.7%)とさせていただく予定です。
* 上記の2022年3月期 中間配当の内訳につきましては、[普通配当14円]、[特別配当13円50銭]としております。
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これからも、堅実な経営姿勢を貫き、株主・投資家の皆様に安心して投資いただける企業であり続けるとともに、当社グループの経営理念や企業カルチャーをご理解いただき、ご賛同いただける投資家を求めて、より一層充実したIR活動を行っていく所存であります。
2022年5月
日本空調サービス株式会社
代表取締役社長
