フロン排出抑制への取り組み
空調設備等に冷媒として使用されているフロンガスは、大気中に放出されるとオゾン層を破壊するとともに、CO2の数千倍もの温室効果があります。
また、国内では2015年度より「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(フロン排出抑制法)」に基づき、法人単位での定期点検や漏えい量の報告等が義務付けられました。
このため、日本空調グループでは「フロン排出抑制法」を遵守するべく、各事業所にある対象機器類の管理台帳を作成して、機器容量に応じた定期・簡易点検、整備を実施し、フロンガスの漏えい防止に取り組んでいます。
フロン漏えい量の推移
フロン排出抑制法に基づく日本空調グループでの2024年度フロン算定漏えい量は47.55(t-CO2)であり、当社および子会社で1,000(t-CO2)以上の漏えいがなかったため、国への報告は不要でした。
また、漏えいフロン量はフロン排出抑制法が施工された2015年度から管理を行っておりますが、これまでは国への報告が必要な基準以内を維持しております。
今後も継続した法令遵守活動とともに機器更新時は環境負荷の低い冷媒を選定するなど、更なる漏えいフロン量の削減に取り組んでまいります。
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フロンの種類 |
2020年度 |
2021年度 |
2022年度 |
2023年度 |
2024年度 |
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実 漏えい量 (kg) |
算定 漏えい量 (t-CO₂) |
実 漏えい量 (kg) |
算定 漏えい量 (t-CO₂) |
実 漏えい量 (kg) |
算定 漏えい量 (t-CO₂) |
実 漏えい量 (kg) |
算定 漏えい量 (t-CO₂) |
実 漏えい量 (kg) |
算定 漏えい量 (t-CO₂) |
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R22 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
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R134a |
0 |
0 |
0.75 |
1.07 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0.89 |
1.16 |
|
R410A |
0.14 |
0.29 |
1.49 |
3.11 |
0 |
0 |
6.30 |
12.10 |
24.16 |
46.39 |
|
R407C |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
R32 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
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合計 |
- |
0.29 |
- |
4.19 |
- |
0 |
- |
12.10 |
- |
47.55 |
※ 2024年度より日本空調グループ全体での集計結果としております。
※ 2024年度より日本空調グループ全体での集計結果としております。