2022年3月期 第1四半期決算に関する定性的情報

経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外経済の回復を背景に製造業の輸出の持ち直しや生産の増加基調が継続したことなどにより、景況感は改善し企業の設備投資には持ち直しの動きがみられるものの、新型コロナウイルス感染症の終息が見通せず、先行きは不透明な状況となっております。


このような経済環境の中、ビルメンテナンス業界においては、省エネや省コストに加え、病院での手術室の無菌化や院内感染の防止、製薬工場や再生医療研究所等でのバリデーションサポートといった高度な技術力に対し関心が高い一方で、施設の維持管理コストの見直し意識の高まりが強くなっている状況です。


当社グループにおいては、サービスを提供する現場でのお客様との接点を最重要視し、状況に応じた感染症防止対策を講じつつ、当社のノウハウを活かした「設備及び環境診断・評価」「ソリューション提案(省エネ・省コスト提案、環境改善提案)」を通じてお客様の潜在ニーズの掘り起こしに努め、新規物件の獲得や既存契約の維持に取り組んでまいりました。


しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響は依然として継続しており、メンテナンス業務は安定的に推移しているものの、設備投資には慎重な動きが見られ、工事業務の受注が減少したことなどにより、当第1四半期連結累計期間の売上高は10,128百万円(前年同期比1.2%減)、営業利益は219百万円(同21.0%減)、経常利益は255百万円(同19.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は66百万円(同38.3%減)となりました。


なお、当社グループは、建物設備のライフサイクルに合わせて、メンテナンスサービスとリニューアル工事とを一体化した事業活動を展開しており、当該事業以外の事業について重要性が乏しいことから、報告セグメントを単一としております。

財政状態に関する説明

(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は17,908百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,247百万円減少しました。これは主に現金及び預金が1,567百万円増加し、受取手形・完成工事未収入金等が4,141百万円減少したことなどによります。固定資産は14,394百万円となり、前連結会計年度末に比べ355百万円減少しました。これは主に投資有価証券が435百万円減少したことなどによります。

 

この結果、総資産は32,303百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,603百万円減少(7.5%減少)しました。

 

 

(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は8,768百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,592百万円減少しました。これは主に未払費用が470百万円増加し、支払手形・工事未払金等が1,694百万円、未払法人税等が331百万円それぞれ減少したことなどによります。固定負債は4,064百万円となり、前連結会計年度末に比べ96百万円減少しました。

 

この結果、負債合計は12,833百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,689百万円減少しました。

 

 

(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は19,470百万円となり、前連結会計年度末に比べ914百万円減少しました。これは主に配当金の支払により利益剰余金が559百万円、その他有価証券評価差額金が304百万円それぞれ減少したことなどによります。

 

この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の57.4%から59.1%となりました。